T邸のプチ見学会&塗装DIY大会

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    JUGEMテーマ:住宅

    1/26(土)と1/27(日)に、奈良左京のT邸の「プチ見学会&塗装DIY大会」を行いました!

    両日とも真冬日となり、大変寒い中、参加していただいたみなさま、ありがとうございました。

    26日は朝から、工務店さんからTさんへのお引渡しを終えました。
    塗装前ですが、一応工務店工事は終了です。
    ツキデ工務店の藤本さんと星野さんが、今後のメンテナンスなどの詳しい説明をしてくれています。
    機器類の取り扱い説明などもあわせて行いました。

     




    そして、いよいよ参加者のみなさんと一緒に塗装DIYです。

    塗装のレクチャーに来てくださったのは、田中製材所の田中由虎さん!
    (田中製材所HPhttp://tanakayoshi.co.jp/
    木材のプロであり、自然塗料のオスモなど、木材塗料のエキスパートでもあります。
    (しかも南河内のご当地ヒーローでもある、というおもしろい木材家です。)





    由虎さんが住まい手さんに塗料の説明などをしてくださったあと、
    ウッドデッキの梁や柱の塗装をしてくれました。
    こちらは屋外なので、耐久性の高いオスモ・ウッドステインプロテクターのチーク色です。

    で、由虎さんが、「田中製材所から塗装の助っ人を連れてきました〜!」と言って、
    お連れ下さったのは、、、



    んんん?見たことある人だぞ?
    ・・・ZOOの永田幹くんやん!!

    (ZOOさんは、めちゃええ感じの家具をつくる家具工房さんです。)
    ZOOのHP http://zoo-furniture.com/



    ひえぇぇ、木材屋さんと家具作家さんが塗装をしてくれる現場って、なんて贅沢な現場なんだ。。。
    しかも2人ともウルトラライトダウンを着てて兄弟みたいです。。。
    寒くて強風の中、かたじけないです!!


    柱・梁・垂木は杉で、デッキ板は水に強いウリンです。
    ウリンなど耐久性の高い木材には塗装をしなくてもいい、という方もいますが、
    塗装をして保護をしてアクを止め、更に耐久性を高めておいた方がベターです。
    特にデッキ板の水平面は、雨がかかりやすく傷みやすいところです。



    ↑塗装する前に、スクレーパーやサンドペーパーを使って、板に付いた汚れをとって整えています。
    塗料がついたら困るところは、マスカーやマスキングテープで保護しています。

    ↓で、細かいところや隙間はハケで、平面は黄色いコテバケで塗っていくと早くて楽です。
    今回はコテバケに長い柄をつけたので、ますます楽でスピードアップしました。



    塗ったあとはこの通りツヤツヤに良い色になりました!



    このガラス屋根付のウッドデッキを増築したので、洗濯物を干しているときの急な雨降りでも大丈夫です!


    室内には、室内用のオスモ・フロアクリアーとエキストラクリアーを塗ります。
    床はクルミのフローリング、家具にはタモや杉を使っています。





    無垢の床板や階段など歩くところと、カウンター・テーブルの天板など汚れやすいところは、より耐水性・耐久性の強いフロアクリアーを塗ります。

    室内の板壁など、手垢から保護する程度のところであればエキストラクリアーで十分です。
    汚れにくいところであれば無塗装でもかまいません。
    ただ、タモ・クリ・クルミといった広葉樹は、油を塗った方が濡れ色になって美しいので、私は広葉樹は最低限必ずクリアーの浸透系塗料を塗ります。
    杉やヒノキの板壁・構造材などは、無塗装のままの時がほとんどです。

    こちらも、細かいところはハケかウェス(ぼろ布)で塗り、広い面はコテバケを使うと塗りやすいです。

    今回は真冬だったので、塗料が乾くのに普段の4倍ぐらいの時間がかかりました。
    やはり気温や湿度を見ながらの塗装の段取りが大切だと痛感しました。。。


    ↓お施主さまにも塗装に参加していただきました!!



    このあとTさんの息子さん(高校生)も塗装に参加してくださり、積極的に床の塗装をしてくれました!
    実は今回の現場で一番嬉しかったことかもしれません☆
    今回のリフォームに無関心かと思っていた息子さんが、DIYに関心を持ってくださったようで、
    住み始めてからも、「あの床板はあまり濡らしたらあかんよな?」なんて感じで、
    メンテや住まい方に興味を持ってくれているらしいのです。
    自然素材を上手に使って、大切に暮らそうとしてくださること自体が、設計者としては嬉しい限りです。


    浴室のヒノキの天井板・壁板には、無垢材用の防カビ材であるウッドプロテクターを下塗りし、それが乾いてからエキストラクリアーを上塗りしました。






    「おふろに木を使っても大丈夫なの?」というご質問を時々いただきますが、
    浴室に無垢の木を使う場合、塗料はあくまでも耐久性を上げる手助けだと考えてください。

    まずは、
    ○水に強く、腐朽に強い木材を選ぶこと

     ・・・ヒノキの赤身・ヒバなど、お風呂に適した樹を選びましょう。

    ○とにかく、換気&乾燥が大事!
     ・・・入浴後はなるべく窓を開放して湿気をためないこと。
        換気扇を24時間回せるようにすること。
        最後にお風呂に入った人は、風呂場にシャワーで冷水を流して湯気を出さないようにする。
     など、とにかくお風呂が湿った状態のまま、というのを避ける生活の仕方が大事です。

    ○木が腐りにくい、設計の仕方・工事の仕方はあります。
    ○防腐塗料は塗った方が、保護できてカビができにくくなる(マシになる)ということです。

    造り方も、造る材料も、暮らし方も、手入れの仕方も、どれも大事です。
    詳しくはまたお風呂に特化してご説明します!

    ****

    2日間の塗装大会&プチ見学会へのご参加・ご協力、本当にありがとうございました。
    大変でしたが、みんなで協力して住まいを完成させていく作業は楽しいものです!

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